「教材は使っているけど、思ったより成績が伸びない…」
「せっかく買ったのに、やって終わりになってる…」
そんな悩み、ありませんか?
我が家では、発達グレー(ASD・DCD傾向)の小学生の息子と一緒に、5年間で10種類以上の教材や通信教育を使ってきました。
その中には、「本当に成績アップにつながった」と感じる教材もあれば、「取り組んだのにあまり変化がなかった」ものもありました。
この記事では、実際に成績が上がった教材・効果が薄かった教材の違いをリアルにお伝えします。
📌 前提:教材の「合う・合わない」は子ども次第
まず大前提として、どんな教材も“万能”ではありません。
大事なのは、「わが子の特性に合っていたかどうか」。
特に発達障害グレーゾーンの子は、教材の形式・進め方・視覚や聴覚の刺激への相性が学習効果に大きく影響します。
そのうえで、実際の比較に入ります。
🧩 比較表:効果があった教材 vs 効果が薄かった教材
教材名 | 効果 | 子どもの反応 | 親の負担 |
---|---|---|---|
Z会 小学生コース | ◎ 記述・読解・思考力がUP | やや苦戦したが継続できた | 高(添削・伴走が必要) |
公文 ぐーんとシリーズ | ◎ 文章題と読解力が伸びた | 苦手分野でも「できる!」感覚が持てた | 中(1日見守り10〜15分) |
教科書ワーク | ◯ 学校の授業補完に最適 | 知ってる内容なので取り組みやすい | 低(親の声かけ少なめでもOK) |
スマイルゼミ | △ 習慣づけには良かったが理解は浅め | 楽しく取り組むが飽きやすい | 低(自動進行が便利) |
チャレンジタッチ | △ 最初は意欲的、でも理解にムラあり | アニメやゲーム感覚でハマるも内容が浅い | ほぼ不要(完全自動) |
🔍 効果があった教材の共通点
- ✔ 子どもの「苦手」に焦点を当てていた
- ✔ 丁寧な解説・記述を求められる設問
- ✔ 1日10〜15分、無理なく継続できた
- ✔ 親のフォローがある程度あった
例)Z会は、記述力・読解・思考力が問われる内容が中心で、親と一緒に考える時間があったことで定着につながりました。
▶ Z会 小学生コースの詳細はこちら
❌ 効果が薄かった教材の共通点
- ⚠ 「やったつもり」になりやすい
- ⚠ 自動で進むため、定着しない
- ⚠ 内容が浅く、実力に繋がらない
例)スマイルゼミやチャレンジタッチは、最初は喜んで使いましたが、「理解しないまま進めてしまう」ことが増えてしまいました。
▶ スマイルゼミの詳細はこちら
▶ チャレンジタッチの詳細はこちら
🎯 教材選びの3つの視点(再確認)
1. 子どもの“苦手”に向き合える教材か?
「得意を伸ばす教材」もいいですが、苦手分野の底上げが成績アップの近道です。
2. 継続しやすい構成か?
一日10〜15分でOK。“終わった感”と“達成感”が感じられる教材が◎。
3. 親の関与が必要かどうか
完全自動=成績が伸びるわけではありません。
特に発達グレーの子には「一緒にやる時間」がカギです。
📝 我が家の教材遍歴とベスト3
- 👑 第1位:Z会 → 思考力・記述・記憶が伸びた
- 🥈 第2位:公文 ぐーんとシリーズ → 苦手分野の補強に◎
- 🥉 第3位:教科書ワーク → 学校対策&定着に最適
これらを組み合わせて学習すると、教科書+αの力がつき、実際にテスト結果にも反映されるようになりました。
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