夏休みは子どもの学習リズムが乱れやすい時期。
特に発達障害グレーの子どもは、生活リズムの変化に敏感で、集中力も持続しにくい傾向があります。
我が家の小学3年生、9歳の息子も同じ状況でしたが、この夏休みは家庭でしっかり学習時間を確保しつつ、楽しく続ける工夫をしています。
この記事では、実際の1日のスケジュールと、使った教材、そして声かけや支援のポイントを詳しくご紹介します。
📅 夏休みの1日スケジュール例(9歳息子の場合)
時間 | 活動内容 | ポイント・工夫 |
---|---|---|
7:00〜7:30 | 起床・朝の支度 | 生活リズムを崩さないために同じ時間に起きる |
8:00〜8:30 | 朝食・家族団らん | リラックスして1日のスタート |
9:00〜9:30 | 漢字練習・計算ドリル | 毎日繰り返しで基礎固め |
9:30〜10:00 | ポモドーロタイマー活用の読解ワーク | 25分集中+5分休憩の習慣づけ |
10:00〜10:30 | 休憩・軽い運動 | 体を動かし気分転換 |
10:30〜11:15 | Z会思考力ワーク(問題解決練習) | 親も横について声かけしながら進める |
11:15〜12:00 | 自由遊び・リラックスタイム | 気分を切り替える |
12:00〜13:00 | 昼食・休憩 | ゆったり過ごす |
13:00〜14:00 | 教科書ワーク(国語・算数) | 授業内容の復習として |
14:00〜14:30 | 感覚統合エクササイズ(スターフィッシュ等) | 集中力アップに効果的 |
14:30〜15:30 | 自由時間・ゲーム(制限あり) | メリハリをつける |
15:30〜16:00 | 漢字と計算の復習 | 短時間で繰り返し |
16:00〜夕方 | 外遊び・家族時間 | 体を動かしてリフレッシュ |
📚 使っている教材と選んだ理由
- 漢字練習帳・計算ドリル:基礎力の反復に最適。短時間でも毎日継続。
- Z会 思考力ワーク:考える力を伸ばし、問題文の理解力アップに効果あり。
- 教科書ワーク(国語・算数):学校の授業に合わせて復習し、理解の定着を図る。
- ポモドーロタイマー:集中と休憩のバランスを保ち、だらだら防止に役立つ。
- 感覚統合エクササイズ:体幹や姿勢を整え、学習時の集中力をサポート。
🗣️ 声かけや支援の工夫ポイント
- 「できたね!」と小さな成功体験を褒めて自信を育む
- 難しい問題は一緒に考え、焦らずステップアップを促す
- 休憩時間をしっかり取り、集中力の切れ目をケア
- タイマーを使って時間管理を視覚化し、見通しを持たせる
- ゲームや自由時間のルールを明確にし、メリハリをつける
📌 おわりに:夏休みを楽しみながら学習習慣を定着
夏休みは生活リズムの乱れや学習意欲の低下が心配ですが、工夫次第で無理なく学習習慣をキープできます。
我が家の例を参考に、子どものペースに合わせて「できること」から始めてみてください。
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