「通信教材って結局どうなの?」「やっても続かないんじゃない?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
我が家では、スマイルゼミ・チャレンジタッチ・Z会といった通信教材を5年間にわたり利用してきました。
発達グレー(ASD・DCD傾向)の息子に合う教材を探し続けながら、試行錯誤の連続。
この記事では、実際に使ってみた通信教材の効果と教材費をリアルに公開し、「通信教材って本当に必要か?」を家庭視点で考察します。
📘 我が家の5年間の通信教材履歴
学年 | 使った教材 | 利用期間 | 感想 |
---|---|---|---|
年長〜小1 | チャレンジタッチ | 1年半 | キャラ要素で楽しくスタート。飽きやすいが継続しやすかった。 |
小1夏〜小3夏 | スマイルゼミ | 2年間 | 自動採点やごほうび要素が好評。ただし、途中から「適当に進める」癖が。 |
小3後半〜現在 | Z会+紙のワーク | 半年〜 | 思考力が鍛えられたが、親のサポート必須。 |
💰 教材費:実際いくらかかった?
家庭学習にかけた教材費の合計は、約28万円(5年間)でした。
📊 教材別の費用内訳(概算)
- チャレンジタッチ:月3,300円 × 18ヶ月 ≒ 59,400円
- スマイルゼミ:月3,700円 × 24ヶ月 ≒ 88,800円
- Z会(小学生コース):月4,200円 × 6ヶ月 ≒ 25,200円
- その他ワーク類(教科書ワーク、公文、ドリルなど):約10,000円/年 × 5年 ≒ 50,000円
- 機材・印刷費など:約55,000円(タブレット・印刷・文具含む)
総額:約28万円(年平均 約56,000円)
📈 成果はどうだった?
✅ よかったこと
- ・学習習慣がついた(1日10分〜15分の勉強が日課に)
- ・タブレット学習に抵抗がない(動画教材や検索もスムーズに)
- ・簡単に始められる安心感(親の準備が少ない)
❌ 課題と後悔
- ・「やってるフリ」が増えた時期あり(自動進行に頼りすぎ)
- ・理解が浅いまま進むこともあった(チェック不足)
- ・思考力や記述力は紙教材の方が効果あり
通信教材だけに頼らず、紙のワークや対話的学習と併用することで、より効果的になると実感しました。
📌 通信教材は「必要か?」の判断ポイント
通信教材が必要かどうかは、次のような視点から考えてみてください。
判断軸 | YESの場合 | NOの場合 |
---|---|---|
学習習慣がまだない | 導入に最適 | 無理に入れなくてもOK |
親の時間が取りにくい | 自動学習で助けになる | 紙教材+サポートで対応 |
思考力を育てたい | Z会・併用が◎ | 通信だけだと不足 |
通信教材は「導入・習慣化のツール」として非常に有効です。
ただし、万能ではないので、目的を明確にしたうえで活用するのがベストです。
おすすめの通信教材(体験済)
まとめ:「必要かどうか」は子どもと家庭次第
通信教材は、子どもによって「合う」「合わない」がはっきり出る教材です。
我が家の経験上、導入期にはとても役立ちましたが、継続には工夫が必要でした。
もし今、始めるか迷っているなら、まずは無料体験やお試し教材からのスタートがおすすめです。
あなたのお子さんにとって「ちょうどいい教材」が見つかる一助になれば幸いです。
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